みなさん、こんにちは。
5月といえばGW、こどもの日、端午の節句、母の日と楽しみが続きますね。
桜も散ってしまったので、今度はどんな理由をつけて美味しいものを食べようかと日々悩んでいます。(嘘です)
5月のカレンダー

検定試験のお知らせ
7月実施の検定試験の申込受付が、5月末からスタートします。
申込締切:6月12日(木)
試 験 日:7月6日 (日)
詳細は講師までお気軽にお問い合わせください。
** 履歴書に書ける資格 ** ですので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
最近のちょっとした実験
開発業務もひと段落したので、いまはAIエージェントの開発と実験に取り組んでいます。
AIエージェントとは、たとえばこんな指示を自然言語で出すと…
「会社の昨年5月の売上データ(最大100件)を検索して、今年5月の売上予想を出してください。結果をPDFにして僕にメールを送信した後、パソコンの電源も切っておいてください。」
…スマホからこれだけ投げると、本当にやってくれる仕組みです。
もちろん、定型的な業務は専用システムで自動化したほうが速くて正確ですし、リソースも少なめで済みます。
だからソフトウェアの全てがAIシステムになる、という暴論には賛成できません。
電卓で計算できるものをわざわざ「1+2を計算して」というのはナンセンスだからです。
専用のツールが速くて正確なのは火を見るより明らかです。だから従来のシステムも、そのままシステムとしてあり続けるのだと思います。
** 変わる ** のではなくて ** 拡張 ** されるというイメージで未来を想像しています。
それでも「ふわっとした日本語の命令」を受け取って、AIが適切なツールを選んで実行してくれるのはとても衝撃でした。
なぜなら10年前に自分でそういうソフトを作ろうとして設計までした経験があるからです。
※途中で日本語の難解さ、パースの難しさに泣き言をいって、なかったことにしましたが…
MCP(Model Context Protocol)のおかげ
2025年3月末に発表されたMCPという規格を取り入れると、
プラグインを開発する感覚でAIに機能を追加・削除できるようになり、まさに**「AI界のUSB Type-C」**と呼ぶにふさわしい柔軟さで舌を巻きました。
僕の実験環境はWSL2上のPythonですが、通常はOS権限の関係でWindows機能にはアクセスできません。
それでも、自作の常駐アプリ「仮:mcp_tasktray」を介して権限昇格の壁をすり抜け、AIがOSを直接操作できるように開発することができました。
AIエージェントはセキュリティ面に課題あり
ただ、安全性はまだまだ要改善です。遠隔でファイルを削除したり、機密情報を抜き取ったりといったリスクも孕んでいるので、これからは
- ファイル操作のログ管理
- 権限分離と認証フローの強化
- 「SQLインジェクション」に続く新たな脅威、**「プロンプトインジェクション」**への対策
などをしっかり検討、研究せねばと思っています。そうしないとさすがに商用でのサービス展開は無理でしょうからね。
従来のやり方だけでは通用しない時代だからこそ、新しい技術の可能性にワクワクします。
僕も毎日生徒さんにコンピュータを教えながら、帰宅後は夜中まで勉強三昧ですが、みなさんも一緒に楽しみながら学んでいきましょう!
ちなみにAI時代だからこそ、ITの資格はとっておきましょう。
ITの資格があるから出来ることが増えるわけではありませんが、** 人を評価する際の指標 ** という役割・性質は変わりません。
むしろ今後は ** AIが人を評価する時に、資格の有無は大きな判断材料になるだろう ** と想像しています。
これからの人材や、何から手を付けていいか分からない人、是非僕にお声がけください!
一緒に考えてみると、意外といいアイデアがでてくるかもしれません。
大事なのは動くこと。ここの教室が誰かの人生の財産になれたら…こんなに嬉しいことはありません。
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